自己破産の免責許可をいただいてから半年後に次女(3人目)が生まれ、手狭になった賃貸の部屋を引っ越すことになりました。
その際に、賃貸の審査に通るか、戸惑いがありましたので、自己破産後に引っ越しを検討したい方に向けて、現在の賃貸業界の審査体制とどうしたらスムーズに賃貸契約を結ぶことが出来るのかをご紹介したいと思います。
妻多少の制限はあるけど、大丈夫よ。
賃貸を借りるコツやスムーズに引っ越しまで進めるステップを合わせてご紹介いたしますので、ご関心のある方は、是非、最後まで読んでください。
自己破産から3年が経ちましたが、ついに引っ越しをすることに。
これまで妻の名義で借りていた物件も私の名義で借りることにしました!
- 株式会社オリコフォレントインシュ
- 全保連株式会社



今回選択肢が二社あるという事で、全保連で審査することにしましたが、無事に通過しました!
自己破産をすると賃貸の審査に落ちる!?
結論から言うと、保証会社によって審査が通ります。
現在は、人的保証制度(連帯保証人を付ける)から機関保証制度(保証機関が連帯保証する)へと移行していますが、物件を選ぶ際に、合わせてその保証機関(保証会社)も選ぶことで、審査に通ることが出来ます。
保証機関の必要な物件の割合
最近では賃貸の入居にあたり機関保証制度が一般的になってきていますが、一体どのくらいの確率で、保証機関(保証会社)を使わなけければいけないのでしょうか。
日本賃貸住宅管理協会の調査によると
なんと、保証会社の利用が必須となる賃貸物件は、全国平均で全体の83%以上…


私が、引っ越ししたのは、2019年の初めの頃でしたが、当時も80%を超えており、よくも見つかったなあと今になって思います。
個人では上限があり、保証会社では上限が設けられないという事で、保証会社の利用は、増加傾向にあります。
保証会社の種類


自己破産や債務整理をすると、個人信用情報(CICやJICC、全国銀行個人信用情報センター)にその記録が残ります。
そのため、賃貸の審査に落ちてしまうという事が起こるのですが、賃貸の入居審査をする保証会社を選ぶことで、審査に通ることが出来ます。
保証会社は、大きく分類すると以下の4つ。
- 信販系
- LICC系
- CGO系
- 独立系
それぞれの保証会社の特徴と代表的な保証会社を紹介いたします。
①信販系の保証会社
CICやJICCに登録されている保証会社で、個人信用情報を利用し、借主の信用を審査しています。
株式会社シー・アイ・シー(以下、CIC)は、クレジット会社の共同出資により、昭和59年に設立された、主に割賦販売や消費者ローン等のクレジット事業を営む企業を会員とする信用情報機関です。
https://www.cic.co.jp/index.html
また、CICは、割賦販売法および貸金業法に基づく指定信用情報機関として指定を受けた唯一の指定信用情報機関です。
保証会社の中では、最も審査が厳しい分類になりますので、自己破産後の賃貸契約をすることは難しいです。
株式会社オリコフォレントインシュ・株式会社アプラス・株式会社セゾン ・株式会社エポスカード・株式会社ジャックス・株式会社セディナ・株式会社ライフ など



株式会社オリコフォレントインシュと全保連株式会社では、全保連の方がブラックの借主にとって通過しやすいですが、保証料は少し上がってしまいます。
LICC系の保証会社
LICC系保証会社は一般社団法人全国賃貸保証業協会(LICC)に加盟している保証会社で、過去の家賃の滞納情報などを参考に審査を行っています。
当協会は代位弁済情報(家賃情報)の収集、管理、提供、開示を取り扱う情報事業の運営等を通じて、賃貸住宅への入居手続きの円滑化・合理化並びに賃貸保証制度の健全な発展と普及に寄与することを目的とした家賃等弁済情報取扱機関です。
http://jpg.or.jp/
LICCに加盟している保証会社の間で情報共有も行われています。過去にLICC系保証会社で家賃の滞納などをしている場合は審査には通らないかもしれません。
ただし、信用情報の照会は行わないので自己破産をしていても審査に通る可能性が高いです。
全保連株式会社・ジェイリース株式会社・エルズサポート株式会社 ・アーク株式会社・株式会社アルファー・興和アシスト株式会社・ホームネット株式会社・株式会社エイト賃貸保証・ナップ賃貸保証株式会社・株式会社近畿保証サービス・賃住保証サービス株式会社・ニッポンインシュア株式会社・株式会社ランドインシュア・株式会社ルームバンクインシュア
②CGO系の保証会社
CGO系保証会社は一般社団法人全国保証機構(CGO)に加盟している保証会社です。
当機構は、保証制度の健全な発展と普及に努め、かつ国、地方公共団体が行う施策に協力し、社会に貢献することを目的とします。それらの目的に資するため、次の事業を行います。
・保証制度を利用した賃貸住宅における入居者支援制度の確立・運営
https://www.cgo.or.jp/
・保証制度を利用した社会的弱者支援や若者への教育支援制度の確立・運営
・保証制度に関わる自主ルールの確立・運営
・保証制度に関する調査研究並びに提言
・その他、当法人の目的を達成するために必要な事業
家賃支払困難者に対する相談窓口設置や住替え紹介などの居住支援活動や、賃貸保証会社の倒産リスクを回避するためのセーフティネット制度の整備などにも積極的に取り組まれている団体です。
そのため、入居審査は、独自の基準で行っていて比較的審査に通りやすいと言われています。信用情報の照会も行わないため自己破産をしていても関係がありません。
日本セーフティー株式会社・フォーシーズ株式会社・ 株式会社Casa
④独立系の保証会社
独立系保証会社はどこの保証機構にも所属していない保証会社で、過去の家賃の滞納履歴、信用情報は関係なく審査されます。そのため、審査は、通りやすいと言われています。
日本賃貸保証株式会社(JID)・プラザ賃貸管理保証株式会社(レオパレス21など)
自己破産した後に引っ越しする場合、どんな物件を選べばいい?


これまでの中で、家賃の滞納などをしたことが無ければ、信販系の保証会社以外は、審査を通って借りることが出来そうです。
また、借金と合わせて家賃の滞納もしてしまっていたという場合は、上記の内のどの保証会社だったか振り返ることで、次の物件の選び方が変わってくるという事になりますね。
ただし、多くの賃貸物件が、以下の保証会社での取り扱いになっているため、選択肢が狭き門という事でもありません。
大手の保証会社
日本セーフティー株式会社・全保連株式会社・日本賃貸保証株式会社・株式会社Casa・株式会社オリコフォレントインシュ
※それぞれの分類で下線を付けています。
上記の株式会社オリコフォレントインシュ以外の大手の保証会社では、審査に通る可能性が高いという事。
自己破産後に賃貸を借りる際の3つのコツ
希望の物件の中には、保証会社が信販系で紹介が見送られた物件もありましたが、無事に引っ越す事が出来ました。
引っ越しを終えて振り返り、こんな準備をしておけばもっとスムーズに物件を決める事が出来たなと感じた事、やってよかったという事をご紹介致します。
- 自己破産した事を不動産屋さんに相談
- 時間に余裕を持って探す
- ネットの不動産屋さんを上手く活用する
自己破産をした事を不動産屋さんに相談


これは、中々しにくい事かと思いますが、1番やってよかったこと。
どの物件がどの保証会社か借りたい側には分からないので、それを踏まえた物件を整理して紹介してもらいます。
今は、顔を合わせずに物件相談も出来ますので、是非言いにくいなという方は、そういった方法も考えて探してみて下さい。
任意整理をしていて金融ブラックであることは不動産屋に初めに言っておきましょう。
逆に不動産さんからは、事前に教えてくれて助かりますと言われるはずです。



でも今は、インターネットで物件探しはできるからね。
チャットで、事前に伝えれば問題ないわ。
時間に余裕を持って探す
もちろん、多少なりとも選択肢が狭くなりますので、時間には余裕を持って探す事になります。
通常の賃貸は、2ヶ月前から始めるといわれていますが、もう少し早めに動きます。
あまり早すぎても、日割り家賃がかかったりと損をしてしまうので、目安は、2.5ヶ月程度見ておくといいでしょう。
物件を決めるまでの期間もそうですが、物件を整理するために不動産屋さんも時間が必要です。
焦らず探す為に、引っ越ししたい時期を近々に予定せず、物件相談も時間に余裕を持って行動しましょう。



実際自分で引っ越しを検討してみて信販系とその他の両方を扱う物件も多いので、不動産屋さんに相談するとほとんど解決できました。
ネットの不動産屋さんを上手く活用


今は、ネットの不動産屋さんもありますので、チャットで審査に詳しい不動産屋さんに相談することも上手く物件を探す手段です。特に自己破産をしている方にとって対面での相談は、相談しにくいこともあると思います。
チャットであれば、少し早めに物件の相談も始めやすく、不動産屋さんも対面より回答まで焦ることなく円滑にやり取りが出来ます。
また、SUUMOやHOME’Sに載っていない非公開物件もあり、審査に通るお部屋に絞っても選択肢が多いこともおすすめの理由。時間を問わず、相談が出来るという事で、大変効率よく物件相談が出来るのも魅力です。



自己破産や、債務整理している方にとっては本当にありがたいサービスですね!
まとめ:自己破産後でも不動産業者さんと力を合わせれば賃貸の契約はできる


自己破産をしても、部屋探しのデメリットを感じる事なく引っ越しをする事ができます。
不動産業者さんに絶対恥ずかしくて言えないという方も、ほとんど対面することなく借りることができる不動産業者さんも増えています。
さらにネットの不動産屋さんも活用することで、自己破産などの相談のハードルもずっと下がることもあり、私は何も不便を感じることなく安心して相談することが出来ました。
それでももし、自己破産の相談が難しい場合は、「信販系の保証会社物件は避けて下さい」と伝えれば、察してくれるでしょう。ご紹介しましたコツを使ってスムーズに部屋が決められるように進められます。
自己破産をしなきゃいけないかなと思うような借金があり、悩んでいる方は、債務整理は自己破産だけではありませんし、多額の財産がない限りは、大きなデメリットもないので、早くおだやかな生活に戻るよう、弁護士さんや司法書士さんに相談することをおすすめ致します。
借金があって自分は任意整理が必要かも?と少しでも感じている方は、弁護士や司法書士に相談をしてみることをおすすめします。
その他の自己破産後の生活についても実体験からの向き合い方をご紹介していますので参考にしてみてください。









